行政・大学との連携
大学との協働 千葉商科大学
いちかわTMO講座と千葉商科大学との協働
千葉商科大学 前副学長(地域連携担当) 瀧上信光
千葉商科大学は、地域の拠点大学として、地域の人々と一緒に学び、相互にふれあい、協働でおこなうことによって「地域が頼れる大学」、「地域とともに生きる大学」となることを目指しています。このため、これまで様々な地域連携・社会貢献活動に取組んでいます。平成20年5月には、市川市との間で包括協定を締結し、ともに連携して地域社会の発展と人材育成のための活動を推進しています。
いちかわTMO講座については、この包括協定に基づく活動の一つとして、包括協定締結の年から現在まで、本学の教員が講師等として参加し、まちづくりのための人材育成に協力しています。また、最近では大学が主催する「CUC地域連携フォーラム」でTMO講座受講者の地域活性化の取組み事例発表なども行われるなどTMO講座を主催するNPO法人いちかわライフネットワーククラブとの連携も拡充されてきています。
千葉商科大学は、今後とも地域社会の問題解決と地域活性化のため、全学的な地域連携推進体制を強化し、地域を志向した教育・研究・社会貢献に取り組むこととしており、いちかわTMO講座とも積極的に協働を進めて参りたいと考えています。
◆2022年度『CUC市民活動サポートプログラム(履修証明プログラム)』ご案内
本プログラムは、コミュニティビジネス(行政だけでは解決しない、既存の企業では供給されていないサービスを
提供する事業など)や地域密着型ビジネス等を行う企業や団体で活動する方に、活動場所に関わらず幅広く
通用する経営・マーケティングの知識とこれらを運用するスキルを提供することを目的に履修証明プログラム
として開講しています。
https://www.cuc.ac.jp/event/2021/risyusyomei.html
[応募締切:4月8日(金) 17:00]
大学との協働 和洋女子大学
いちかわTMO講座と和洋女子大学との取り組み
和洋女子大学 服飾造形学科 准教授 森本美紀
2022年に125周年を迎え、歴史ある女子大学としての特質と保有する知的資源を生かし、持続可能な地域づくりを目指し、健康で安全な地域生活を実現する人材育成を行ってきました。本学の使命は、“人を支える「心」と「技術」を持って行動する女性”を育てることであり、地域社会への貢献と「開かれた大学」を目指し、産官学連携活動に積極的に取り組んでいます。
いちかわTMO講座については、「若い人の感性と創造する力をまちづくりにどう活かすか」というテーマで昨年度、一昨年度と参加させて頂きました。和洋女子大学の服飾造形学科の学生達と地元企業との新商品企画の取り組みについての実例を紹介し、ものづくりへの感性や創造力をまちづくりへの活性化の示唆にして頂いています。本年度は、TMO講座受講者との交流をきっかけに、和洋女子大学の授業で、受講者の勤務先と協働して地元の行事に使用される衣装のデザインを提供することになりました。今後も和洋女子大学の教育や取り組みが地域の人材育成や地域の活性化に役立つよう連携していきます。
◆2022年度『社会人学び直しプログラム(履修証明プログラム)』ご案内
和洋女子大学では、学習ニーズの高い社会人を対象に、学び直しの教育プログラムを2010年4月よりスタートしました。2019年度からは社会や地域で活躍したい女性を支援する新たなプログラムを開設、キャリアアップを目指していく女性に向けて学びの場を提供します。
https://www.wayo.ac.jp/academics/lifelong_study/s_program/tabid/510/Default.aspx
※募集は2月(前期)と7月(後期)の年2回です。