「いちかわTMO講座17期」参加者 募集開始のお知らせ
「いちかわTMO講座17期」の参加者の募集を開始いたします。
まちづくりのリーダー・TMO(タウン・マネジメント・オフィサー)を養成する講座です。社会で役に立つ新しい「知と技法」を身につけませんか。日常生活や地域活動から課題を発見し、まちを活性化させるためのプレゼン技法やコミュニティビジネス、行政との連携について学びます。
主催 市川市・NPO法人いちかわライフネットワーククラブ
協力 千葉商科大学・和洋女子大学・千葉工業大学
<募集人数> 32人
<申し込み方法 → 下記の方法で、市川市に申し込んでください>
①市川市イベントポータルからWEB申込
または、
②往復はがきに必要事項を記入して「〒272-8501市川市企画課」(住所記載不要)宛送付 必要事項:氏名・年齢・性別・職業/所属・住所・連絡先と可能であればご参加動機/紹介者
申し込み締切:8月19日(月)まで(当日消印有効)
<お問い合わせ>
*参加にあたってのご質問や、ご相談は、gab02060@nifty.com 熊野までご連絡ください。
*また、市川市イベントポータルサイトからの申込みが、うまくいかない方は、
うまくいかない旨と、住所・郵便番号、お名前(ふりがな)、年齢、電話、メールアドレス、所属先を書いて、gab02060@nifty.com 熊野までご連絡ください。
ご本人に確認の上、市川市の正式の申し込みに取り次ぎます。
TMO講座17期に向けての説明会を下記の日程で開催いたします
8月17日(土)午前10時~12時
場所は、いちかわ情報プラザ 2階 (NPO事務所、図書窓口前)
市川市南八幡4-2-5 (JR本八幡駅南口付近)
ご参加いただける場合は、必ず、gab02060@nifty.com(熊野)にメールをお願いします。
対象者がいない場合、中止することもありますので。
また上記日程に合わない場合は、個別にご相談を伺いますので、その旨ご連絡ください。
TMO17期参加をご検討されている方へ
いちかわTMO講座17期への応募締め切りは、8月19日となっております。
講座が始まると、ご参加いただいた方々から「もう何年も前からTMO講座を知っていて、いつか参加しようと思っていたが、やっと参加できた」というお話を良く伺います。
参加された方からは、「もっと早く、参加しておけばよかった」という声も聞きます。
TMO講座は、自分でも気がつかなかったご自身の新しい発見や、新たな出会いを生む場です。
そのため修了された後、修了生の皆様の市川での暮らしが変わっていく方が多いようです。
そのため、一年延ばしにされるよりは、早めに変化を感じたかったというのが、「もっと早く、参加しておけばよかった」の真意ではないかと思います。
時間の制約などを考えると、お忙しい毎日、躊躇される方もたくさんいらっしゃると思います。
我々も説明が不十分で、申し訳ないのですが、カリキュラムでは、おおむね月2回しか講座はありません。また授業形式で録音が可能な講座については、欠席の場合、録音を聞いていただければ、修了要件の出席回数にカウントさせていただいています。
また特段のご事情がある場合やご不安のある方には、ご相談も受けさせていただいております。
今年度の最終電車は8月19日に出発します。乗り遅れのないよう、お待ち申し上げています。17期でも、多くの可能性を秘めた皆様と、お会いできることを楽しみにしております。
※来年度18期にTMO講座、TMOアドバンス講座とも受講料の引き上げを予定しております。
お陰様で受講生が増えており、PC、プロジェクタ等の機器の増強を余儀なくされております。
何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
いちかわTMO講座とは
井関利明・慶応義塾大学名誉教授の「まちづくりを担うリーダーには、マーケティングを始めとする専門家としての知見や技法が不可欠である」というご教授のもと、平成20年度より毎年開催されてきました。
TMO(タウン・マネジメント・オフィサー)とは「いちかわTMO講座」を通じて以下の3つの理念を共有する、まちづくりのリーダーです。
知と技法
マーケティングからIT活用まで、新しい価値を生み出す手段を躊躇なく、また助け合って習得し、リーダーとしての発想や表現力を培う。
場づくり・関係づくり
高いコミュニケーションスキルを培い、市内外のステークホルダや、行政担当者や学識経験者ほかの方々と持続的な関係を築き、新しい価値を生み出す。
コミュニティー・ビジネス
いちかわTMO講座を通じて得られた個々の発想や連携が、自己実現を通じて、地域経済循環を生み出す。
いちかわTMO講座 カリキュラム
第1講 |
オリエンテーション |
第2講 |
地域活動からソーシャル・デザインへ ~地域に活かす自己実現〜 |
第3講 |
ワークショップⅠ |
第4講 |
生活者市民の地域ビジネス ~創発社会のイノベーターとして~ |
第5講 |
ワークショップⅡ |
第6講 |
市川市の市政 市川市の景観まちづくり |
第7講 |
市川市の地域防災計画 |
第8講 |
ワークショップⅢ |
第9講 |
地域の中の生活環境 |
第10講 |
地域リソースの活用 |
第11講 |
ワークショップⅣ |
第12講 |
地域活動と大学の役割 |
第13講 |
修了研究発表会(1) |
第14講 |
修了研究発表会(2) |
修了式 | |
開催期間 令和5年9月2日(土)~令和6年3月13日(水) 原則月2回 水曜日 19時~20時45分(ワークショップは21時まで) オリエンテーション、及び発表会 土曜日 10時〜17時ごろ(予定) 主な開催場所 いちかわ情報プラザ203 市川市南八幡4-2-5(本八幡駅南口徒歩1分) 全日警ホール 市川市八幡4丁目2-1 (葛飾八幡宮隣り) ※募集締め切り後、受講生の希望と調整の上、ワークショップを、土曜日午後 明光企画 エミング(市川市相之川3丁目2-13)での実施を検討いたします。 詳細は、追ってご連絡いたします。
受講料 20,000円(税込、全14回分の受講料)
※ワークショップ…一人ひとりの課題の発見、知恵の創出、リーダーとしての表現力向上をテーマに実施 ※カリキュラムは年度により一部変更になる場合があります。 ※日程等、詳しくは上記、カリキュラムを御覧ください。 |
2024年度 いちかわTMOアドバンス講座 修了生から皆様へ (順不同)
2024年度 いちかわTMOアドバンス講座 修了生から皆様へ (順不同)
■吉田 貴子さん
自分の志や活動を、スライドという形にして伝わるようにしたり、さらにそれを地域でどう活かせるのか?を
考えることでより深く自身の活動を掘り下げるきっかけになりました。
お仲間の貴重なご意見や、新たな視点を知れたり、みなさんの活動に刺激をいただき、講師の方が丁寧に
ご指導下さるので、一つ一つ確実に進んでいくことができると思います。
何かをしたいけれど、何から始めたらよいのかわからない方や既に何かをしているけれど、
どのように広げていったら良いか分からない方等、誰のための何の為の取り組みなのか、
一人では辿りつけないことが必ず「カタチ」になる講座です。
自分をPRすることが苦手で、不安もありましたが、TMO講座のおかげで、新しい可能性と自信を深めることができ
とても貴重な体験となり、受講して本当に良かったです。
キャリアや活動内容等、一切関係なく「何かをしたい」という思いをお持ちの方は、TMO講座、お勧めです!
■市橋 満さん
TMOに参加した切っ掛けは、生まれ育った市川市で何か役立てる活動はないのだろうか?
そんな思いを漠然と感じており、市役所のホームページを閲覧していたところ、「まち
づくりのリーダー・TMO(タウン・マネージメント・オフィサー)を養成する講座」という
言葉が目に飛び込んできました。しかも、丁度募集期間です。これこそ、私の居場所だと
直感し、応募したことを思い出します。
TMOでは3つの理念に沿ってカリュキュラムが進められます。
1.知と技法は、リーダーとしての発想をベースに自己表現力を身に着けられます。
2.場づくり・関係づくりは、普段知り合う機会のない行政担当者や学識経験者の方々との
関係が作れます。
3.コミュニティー・ビジネスは、この講座を通して得られた発想力から地域経済を見直します。
この理念の中で、何かご自分の中でピンとくることがあれば是非受講することをお勧めします。
おそらく、現在と受講終了後の皆さんの意識が大きく変わっていることを実感できる筈です。
最後にアドバンス講座では、多くの行政関係者や市民代表の方の前で修了発表のプレゼンテーションの場を与えていただけます。皆さんの熱い思いが視聴者の方々の心に伝えられたら・・・
最高の満足感を得ることができますよ。
■山岡優斗さん
TMO講座を受けたほうがいいかな?と悩んでいる方には絶対にオススメの講座です!
私がTMO講座を受講したのは市川に引っ越してきて半年ほどの頃。地域でやりたいことはあっても、どのように活動すればいいか全くわかりませんでした。そんなときにTMO講座と出会い、まちづくりとは何かを学び、自分のやりたいことを同期やフェローの方と一緒に深掘り、市川市とどのように連携できるかを議論するキッカケを得ることができました。また、同期には自分と同じように市川で何かをやりたいと思っている人ばかり。各方面で熱源となる同期と知り合い、繋がれることは何にも変え難い財産になると思います。
受講を決めたときは不安でいっぱいでしたが、今思えば受講してとても良かったと思います。ぜひ受講を検討している方は勇気を出して一歩進んでみることをオススメします。
■井崎舞さん
TMOに参加して自身の視野が狭かったと実感しました。
TMO講座の講師の先生をはじめ、一緒に受講した仲間にたくさんの気づきをもらいました。
いろいろな角度から話を聞いたり、聞いてもらったりすることで自身の限界を突破できたと思いました。
新たな場所の開拓もでき、益々活動できる場を増やしていけたらと思っています。
TMO講座は学んだ同期だけでなく、修了生同士の交流繋がりも深く魅力的です。
地域での仲間も増え、学び多き講座でした。
まちづくりや、まちで何かをやりたい方のはじめの1歩としてもおすすめです。
最後に講師の先生方、一緒に受講できた皆さまには感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
■三橋千恵美さん
市川の人達と市民活動を楽しくしている友人を羨ましく思い、私も何かしたい、何か出来たらと、今回、講座に参加致しました。私はこの講座を通じて、様々なことを学び、得ました。
仲間を応援することの大切さ。一歩踏み出す勇気。自分が発信することで、得られる尊いことが、いっぱいあるということ。そして、一緒に切磋琢磨できる仲間と出会えたことが、一生の宝物となりました。
私は、自分のことを話すのが苦手だったのですが、自分を認めてくれるフェローの方々や、仲間達に出会え、自分のしてきたことや、自分の価値観、自分の想いを肯定的に受け止めることが出来るようになりました。私にとって、とても大きな嬉しい変化でした。フェローの方々、仲間に背中を押してもらい最終プレゼンも無事に終わらせることが出来ました。
一緒の時間を過ごしているけど、向いている方向が違くても、仲間が居ること。1人で生きてるけど、みんなで生きていること。そんな、生きる上での当たり前のこと、生きる上での澪標となることを教わりました。
これから、私は市川で、来年行われる市民活動のARTイベント"KUGURU展"の運営委員長として、市川の商店街の方々、市川市民の方々と活動して行くことになりました。これも、TMOの受講がきっかけです。
また、TMOで、市川で色んな活動をしている方々との出会いがありました。TMOを受講した前と後では目の前にある、いつもみていた"市川"が、変わります。是非、自分のやりたいことを見つめ直したい人、自分を認めたい人、市川で何かしたい人、市川で仲間を見つけたい人、市川市を知りたい方、そんな人におすすめです。
何かの本に、こう書いてありました。人は老い、身体が不自由になると、"仲間達のかけがえのない思い出達"が、老後の楽しみとなる。と。私は、これから、TMOの仲間達と切磋琢磨し、応援し合い、市川での活動を楽しみたいと思います。皆さんも私達の仲間になりませんか?皆さんに一歩踏み出す勇気を。
■大川隼平さん
私はTMOで3つのことを得ました。 ・自身の会社を起業、・志を同じくする仲間、・ライフワーク
1つ目「自身の会社を起業」ですが私はTMOアドバンス講座中に、個人事業主で行っていた動画編集の仕事を法人化しました。
TMO発の企業です。TMOを通して知り合った方々にアドバイスをいただき無事法人化をすることできました。
2つ目「志を同じくする仲間」 TMOに参加する1番のメリットだと私は思います。
26歳で起業している同級生は私の周りにはいません。しかし、年が近く、すでに起業しているTMO同期の仲間と知り合うことができ、事業のことや、経営の仕方などを相談することができました。若くして起業したという同じ立ち位置からのアドバイスは非常に役に立ちました。これから参加される方も同じ経験、立場、状況の仲間にきっと出会えるはずです。
最後、「ライフワーク」です。TMO講座内では世の中に役立てること、今自分ができることは何か、ひたすら考えさせられます。私が参加した時は、フェローの寺田さんから何度も「社会が今必要としているもの」「大川くんが目指す世の中」「大川くんが今できること」この3つを確認されました。
その中で出てきたのが「行徳の歴史を100年後に残す」です。
戦渦と災害で失われた行徳の史料と記録、100年後も行徳の記録が残って欲しいという私の願い、そして私が今仕事にしている動画編集のスキル
この3つを掛け合わせ、私は動画で行徳の歴史を100年後まで残していこうと思いました。
みなさんもきっと自分だけの成果がこのTMO講座で得られるはずです。参加お待ちしています。
■早川賢太さん
TMO講座をふりかえって、得られたものが3つありました。
① 自分の方向性が定まった。
これまでは自分のやりたいことが不透明で、地域への貢献活動についてぼんやりとしたイメージしかありませんでしたが、TMO講座を通じ、自分のできること、やるべきことが明確になりました。またTMO講座はあくまでもきっかけであり、講座を修了したいまこそ本当のスタート地点に立ったような気がしています。
②プレゼンテーションのスキルが上がる
TMO基礎講座とTMOアドバンス講座の2回を通じて、それぞれプレゼンテーションを行いました。それらを通じて、スライドのまとめ方、発表の仕方等をブラッシュアップすることができました。日常生活ではなかなか得られない経験でしたので、非常に大きな資産だと思っています。
③知見の強化
受講生やフェローの方々との対話を通じて、より深い思考や知見を得ることができました。抽象的な知識を自分のケースに具体的に当てはめることができるため、より深く考えることができました。
■岡部 信也(おかべ しんや)さん
[通称、新井のたけちゃん]です。このたび、おかげさまでTMO16期アドバンスを修了することができました。
私の“志”は、省エネとCO2削減を、“いちかわ”から推進していくことです。そのためには「正しい知識&論理思考」が必要不可欠であり、TMOに参加することで市民・事業者・行政へ、効果的に伝え拡めていくための適切な助言や技法など多くの有効な手法や気付きを得られました(TMOスタッフの方々にお世話になりました)。
TMOに参加することで多くの仲間と出会うこともできました。TMOに参加の仲間は、“志”を以って実行力のある方々です。そんな方々とも出合っていろんな考え方も知って今後、”志の実現”に拍車が掛けられたと強く感じております。 あなたも “志”があって、或いはみつけたいなら、TMOに参加しては如何でしょうか?
■麻生智さん
TMO本講座・アドバンス講座を無事卒業しました。受講のきっかけは、「面白い講座があるよ、受けてみれば」の一言、軽い気持ちで申し込みました。講座では、地域活動などで活躍されている方、行政の方、大学教授などの幅の広い講義を受講し、多岐にわたる情報を収集することが出来ました。
また、「自分事」の発表については、内容の組み立て方、ポイントを絞った説明、時間内に効率よく伝える大切さ、「聞き手の立場に立った話し方」など貴重なアドバイスを沢山頂きました。
今後の仕事、地域活動に生かせる充実した内容でした。
■渡辺信幸さん
このTMO講座の募集ページを見ているあなた!興味があるから見ているんですよね?じゃ、問答無用で参加しましょう!私が参加した理由は、市政に興味があって市議会議員の後援会活動を始めたのですが、いざ活動すると市や市政の事がわからない。その時市のHPで知ったTMO講座募集。「何かきっかけがつかめるかも」と即申し込みました。
▶TMO講座で得たもの
1、市や市政についての理解を深めた:講師には市の職員の方も来られます。直接お話を伺う事によって、市や市政への理解を深め、今後の活動への糧となりました。
2、プレゼンテーション能力の向上:TMO講座、アドバンス講座と、2回の修了発表がありました。今まで、自己で作成した資料を自ら発表する事をする経験があまりないサラリーマン生活を送ってきました。PowerPointに触るのも約20年ぶり。
この知識、能力をわずかながらでも得た事は、今後のサラリーマン生活で必ず活かす事が出来ます。余談ですが、転職活動の自己アピール能力も付きます。
それもこの知識をこの受講料で得る事が出来るとは、お得過ぎます。
3、目標を同じとする仲間が出来た:2回の修了発表、本当に大変で苦しかったです。そんな中、励ましてくれる仲間に助けられました。
アドバンス講座では渡辺チームとして、自分を含め6名の仲間で𠮟咤激励しあいました。
今後、市川市で活動する上で、声をかけたり、声をかけられたりと、TMO講座を卒業したら終わりではなく、後援会活動をメインに、市川市をこうしたい、ああしたいの活動を続けてゆきます。
最後に、繰り返しになりますが・・・このTMO講座の募集ページを見ているあなた!興味があるから見ているんですよね?じゃ、問答無用で参加しましょう!ご参加お待ちしています!
講師陣(令和5年度実績) ※変更の可能性があります
藤江 俊彦(ふじえ としひこ)
千葉商科大学大学院政策情報学研究科客員教授
ソーシャル経営論、企業経営論、経営戦略論、リスクマネジメント、地域ビジネス論等 【主な著作】「コミュニティー・ビジネス戦略」(第一法規)、「ソーシャル・マネジメントの時代」共著(第一法規)
森本 美紀(もりもと みき)
和洋女子大学 家政学部 服飾造形学科 准教授
学系・研究室:生活科学系・衣生活学研究室
研究テーマ:機能的で快適なファッション性のある服やスポーツウエア、靴、寝具の設計に関すること
鎌倉 浩嗣(かまくら こうじ)
千葉工業大学情報科学部学部長
ADSLやFTTHなどの加入者系ネットワーク(アクセス網)の高速化、高信頼なバックボーンネットワークを支える光通信技術及びプロトコルの研究に取り組んでいる。
朽木 量(くつき りょう)
千葉商科大学政策情報学部教授
NPO法人いちかわライフネットワーククラブ理事
専攻(専門分野):物資文化研究、文化人類学、民俗学、歴史考古学
担当科目:フィールドワーク、民俗と文化、自然と文化、文化政策論
熊野 健志(くまの けんじ)
NPO法人いちかわライフネットワーククラブ副理事長
技術経営修士(MOT/東京工業大院)
日本テレワーク学会理事・PMP
市川市消防団副団長(防災士)
現在:ITベンターでクラウド分野のビジネスモデル構築業務に従事
木村 則彦(きむら のりひこ)
NPO法人いちかわライフネットワーククラブ 技術アドバイザー
技術士(建設部門/都市及び地方計画)前・独立行政法人中小基盤整備機構理事 街づくり、都市づくりに関する在職中のご経験からご指導をいただく
いちかわTMO講座によせて
NPO法人いちかわライフネットワーククラブ 理事長 青山 真士 |
私たち、NPO法人いちかわライフネットワーククラブは、「人づくり」こそが、地域課題解決の要だと信じております。地域に生きる人々の、経験、知恵、知識、そしてなによりもその情熱を「かたち」にできなければ地方創生はありません。私達は、井関利明先生が示された「知と技法」「場づくり、関係づくり」をテーマに掲げ、コミュニティビジネスを生み出すための試行錯誤を重ねてまいりました。その実現には、これまでの工業化社会を支えてきた「よりよき産業人」を育てるインプット中心の教育に加え、知識社会の基盤人材を育てるアウトプット中心の「共感(分かち合い)の場」の創出が不可欠だと考えております。
「いちかわTMO講座」は、受講生一人ひとりの夢を「かたち」にし「かたち」に翼を与えたいと思います。みなさま、お一人おひとりが、自分のやりたいことを、いつか、自分しかできない事業に育ててみませんか? 私たちの飽くなき挑戦に、どうかご理解、ご期待をお願いします。 |
いちかわTMO講座が目指すもの
NPO法人いちかわライフネットワーククラブ 副理事長 熊野 健志 |
「いちかわTMO講座」は、市川市を筆頭に多くの方々のご理解をいただき、お陰様で年々の継続がかなってまいりました。人生100年時代を迎え、よりよい人生をまっとうするためにはお金、健康だけでなく、地域とのつながり、生き甲斐がこれまで以上に大切になってきます。また就業環境も大きく変わり、副業(複業)など人生の複線化にも積極的な対応が求められ始めています。我々「いちかわTMO講座」は、こうした地域の皆様の新しいニーズに応えられるよう努力を続けたいと思います。 |
いちかわTMO講座のコンセプト
「いちかわTMO講座」が考える地域のリーダー像は、市民一人ひとりが、ご自身がおかれた立場からしか見えない課題やアイデアを、自らの言葉で文章やPCを使って説明し、仲間を集い、さらにコミュニティ・ビジネスを目指す人材だと考えています。
「いちかわTMO講座」では、リーダーにとってもっとも必要な課題発見力、表現力とコミュニケーション能力を研修します。 「いちかわTMO講座」は、以下の3つの側面から地域リーダー養成を行います。
1つ目は、井関先生、藤江先生の講義を通じ、経営学で磨き抜かれた「知と技法」をまちづくりに生かし、関わり合いの中で新しい価値を生み出していく「場づくり・関係づくり」の考え方。
さらにはコミュニティ・ビジネスとして発展させる、TMOフィロソフィーというべき「まちづくりリーダー」のあるべき姿を共有したいと思います。
2つ目は、井関先生が示される「場づくり・関係づくり」の実践として行政の方や学識経験者からのお話を聞いていただきます。
行政サービスの受け手としての市民から、自らとは異なる価値観との関わり合いのなかで皆さんご自身が新しいサービスのつくり手、担い手になっていただくことを目的としています。
3つ目は、リーダーとしての表現力やコミュニケーション能力です。
どれほど良い考えでも形にならなければ人には伝わらず、人に伝えることができなければ、仲間を募った社会活動を実現することは難しいと思います。
漠然とした問題意識を、きちんとした提案にまとめ、さらに多くの人を巻き込んでいく・・・こうした体験をしていただきたいと思います。
地域の課題再発見は、同時に「自分再発見」でもあると考えます。
少し厳しい経験になるかもしれませんが、講座を通じて新たな地域課題、新たな自分、そして何よりも新たに地域の仲間たちを見つけていただくことを切に願っております。
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井関 利明(いせき としあき)
慶応義塾大学名誉教授 社会学博士
NPO法人いちかわライフネットワーククラブ前理事長
専攻:経済社会学、行動科学、科学方法論、現代思想論、情報メディア論、ライフスタイル論、マーケティング論、ソーシャル・マネージメント論、政策論